戦後75年で平和を発信 県が2月12日にぴーすふるシンポ


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 沖縄戦から75年の節目を迎えることを受け、平和への思いを発信する「ぴーすふるシンポジウムIN沖縄」(県主催)が2月12日、那覇市の沖縄タイムスビルで開かれる。地域開発や人道支援、平和構築、国内災害などの支援活動をアジアや世界で展開しているNPO法人日本国際ボランティアセンターの今井高樹さんが「沖縄・日本・世界 現代における平和とは」との演題で講演する。研究者や新聞記者、県内の大学生らが議論を深める。

 シンポジウムには県平和祈念資料館友の会の仲村真事務局長も招待講演として登壇し、沖縄戦の実相について意見を語る。パネルディスカッションは沖縄国際大3年の安里拓也さん、琉球大講師の山本章子さん、朝日新聞社会部の木村司記者らが出席する。1月22日に琉球新報社を訪れた県女性力・平和推進課の又吉剛副参事=写真左=は「平和について考えるきっかけになってほしい」と参加を呼び掛けた。定員は200人で、申し込み制(先着順)。31日まで。申し込みはファクスやEメールなどで。ファクス098(862)3548、問い合わせは(電話)098(862)3577(サン・エージェンシー)。