「沖縄戦」の記事一覧
悲惨な戦争を語り継ぐ決意 西原・坂田小 842人が平和集会 〈沖縄戦80年〉
【西原】西原町立坂田小学校(松川邦昭校長)は6月20日、体育館で842人の児童が平和集会を行い、読みあいネットワーク喜楽星(きらぼし)7(比嘉清美代表)による ...
平和祈り、戦没者追悼 フィリピン・ダバオ墓参団 5年ぶり訪問
太平洋戦争中にフィリピンで亡くなった家族らを供養する「第56回ダバオ慰霊と交流の旅墓参団」(主催・県ダバオ会)の一行は11日、フィリピン・ミンダナオ島ダバオ市 ...
【寄稿】日米兵・民間人が見たサイパン戦(下) 「忘れえぬ」証言記録 同じ過ち繰り返さぬよう 吉永直登
『忘れえぬサイパン 1944』。本のタイトルはサイパン戦に巻き込まれた民間人、あるいは死闘を繰り広げた兵士の気持ちを最も短い言葉で表すとどうなるかと考え、頭に ...
「当事者として向き合って」 松元琉球新報専務 那覇高で沖縄戦・基地講演
那覇高校(福地修校長)は6月19日、同校で平和教育講演会を開いた。同校の卒業生で琉球新報社専務の松元剛氏が「ウチナーンチュの命の重さ―戦後79年 主権者として ...
【寄稿】エッセー・池宮城けい サイパン戦とカンパチ 癒えることなかった傷
多くの県出身移民が「集団自決」に追い込まれるなど、この世の「地獄」ともいわれる「サイパンの戦い」から奇跡的に生還した児童文学作家の池宮城けいさんが、エッセーを ...
【寄稿】日米兵・民間人が見たサイパン戦(上) 民間人巻き込む悲劇 沖縄戦で大規模に実践 吉永直登
サイパン島の在留邦人約1万人が犠牲となったサイパン戦の陥落(1944年)から7月7日で80年となった。ライフワークで「移民」や「戦前・戦中の南洋」の取材を続け ...
パラオ、空襲で兵糧攻め 「食べ物さえあれば」 母含む親戚5人、やせ細り餓死<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>下
栄養失調でやせ細った母親は、つえをついてジャングルの出入り口まで見送りに来た。今にも倒れそうな姿に後ろ髪をひかれながら、前田裕子さん(95)=那覇市=はパラオ ...
平和の大切さ歌舞劇で伝え 「月桃の花」川崎で公演
【神奈川】「月桃の花」歌舞団の新作ミュージカルが7日、川崎市平和館でプレミアム公演された。現代に生きづらさを感じる若者が戦時の沖縄にタイムスリップして見いだす ...
迫る戦火、妹たち次々犠牲に 「平和の時代では話せない」記憶、語り始める<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>中の続き
父の遺体、海に流し… 思い返す光景、誰にも語れず テニアン艦砲射撃で追い詰められ<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>中 戦前、国策企業・南洋興発のテニアン・ ...
父の遺体、海に流し… 思い返す光景、誰にも語れず テニアン艦砲射撃で追い詰められ<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>中
「ニホンハマケマシタ ハヤク デテキテクダサイ」 1944年7月下旬、テニアン最南端のカロリナス岬付近。当時8歳の金城秀子さん(88)=那覇市=は逃げ込んだ壕 ...
「つらい思い二度と」 児童、対馬丸の悲劇学ぶ 体験者の声に決意 那覇・沖縄
太平洋戦争中の1944年8月22日、疎開する児童らを乗せ米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した対馬丸の悲劇を学ぶ「第3回対馬丸平和継承プログラム」の事前研修が6日 ...
12歳、汚物が混じった水飲み…少年が見た地獄 「兵隊は住民を守らず」 サイパン陥落80年
県出身の大勢の住民を巻き込む「共生共死」の戦いは、サイパンだけでなく隣接するテニアン、そして沖縄戦でも繰り返された。 日本は国際連盟を正式に脱退し、ワシント ...
【図解で分かる】「絶対国防圏」とは その後「捨て石」作戦、沖縄でも サイパン陥落80年
2024/07/07
#サイパン陥落80年
太平洋戦争で日米の激しい地上戦となった、旧南洋群島(北マリアナ諸島)のサイパンにおける日本軍の組織的戦闘の終結から7日で80年。日本は旧南洋群島を第1次世界大 ...
日本兵に壕を追い出され…母かばい銃弾浴びた兄 サイパン陥落きょう80年<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>上
2024/07/07
#サイパン陥落80年
自宅前を行進する日本軍に、深々とお辞儀をした。しかし、戦争が来るとは思っていなかった。サイパンに。空襲警報の音はこびりついている。 志喜屋正枝さん(87)と ...
日本兵「泣いたら撃つ」 餓えできょうだい3人力尽き サイパン<強いられた防波堤ー南洋の戦い80年>上の続き
1944年6月15日、サイパンに上陸した米軍と日本軍との激しい地上戦に住民が巻き込まれた。当時13歳の志茂美代子さん(93)=名護市大北=は、米軍の上陸地点チ ...
平和の礎刻銘のネット検索「検討に値する」 デニー知事、要望に前向き
玉城デニー知事は5日の定例会見で、糸満市摩文仁の平和の礎の刻銘をインターネット上に公開してほしいとの要望があることについて「検討に値する」と述べ、前向きな姿勢 ...
【識者評論】平時から戦の準備進めた サイパン陥落80年 今泉裕美子氏(法政大教授)
上運天賢盛さんのような年齢でサイパン戦を経験した帰還者は、1943年に入るまで戦争の緊迫感はなかったと語る。平時はどうであったのか。 委任統治は、日本の防衛 ...
沖縄戦の実相「弱者の視点で想像して」 藤原さん、講演会で訴え 沖縄
沖縄戦の次代継承を探る講演会「沖縄戦の記憶継承の意義と課題」(小禄九条の会主催)が6日、那覇市高良の小禄南公民館で開かれた。本紙客員編集委員の藤原健さんが登壇 ...
TikTokで人気の「おばー」が語った沖縄戦 「生きていたい」と思った 90歳の大田吉子さん、中学生に伝えたこと
【国頭】国頭村立国頭中学校(具志堅勝司校長)で6月19日、平和学習の特別授業が同校体育館で開かれた。全校生徒119人が参加し、10歳で戦争を体験した大田吉子さん ...
米兵持ち帰りノート、家族に 持ち主・宮里清松さん 琉大農学部長務める 琉米歴史研が協力
元米海軍兵が沖縄戦後に持ち帰ったとみられ、琉米歴史研究会(喜舎場静夫理事長)が元の持ち主を探していたノートと教科書が5日、那覇市の遺族の元に返還された。持ち主 ...
牛島司令官の「軍服」を展示 陸上自衛隊、那覇の駐屯地内の資料館で 現在は改装中で一般公開休止 沖縄
陸上自衛隊第15旅団(那覇市)が、日本軍で沖縄戦を指揮した牛島満第32軍司令官の軍服を那覇駐屯地内の広報資料館で展示していたことが5日までに分かった。旅団によ ...
沖縄戦の楽曲映画に 根本啓一郎、MV10曲つなぎ
東京を拠点に活動するミュージシャンの根本啓一郎が、沖縄戦をコンセプトにした自身の楽曲10曲のミュージックビデオ(MV)をつなげた、一本の映画制作に取り組んでい ...
沖縄戦テーマ「平和劇」 慰霊の日上演 体験証言基に制作
沖縄戦体験者の証言を基に制作した「平和劇」(永田健作脚本・演出)の公演が6月23日、那覇市のテンブスホールであった。本島南部のガマに逃げ込んだ、住民や日本兵の ...
犠牲の気象台職員悼む 琉風之碑で追悼式 遺族「いまだ遺骨戻らない」 沖縄
【糸満】糸満市伊原の「琉風之碑」で6月23日、太平洋戦争で亡くなった沖縄地方気象台(現沖縄気象台)職員の追悼式が行われた。遺族や気象台OB、現職を含む琉風会( ...
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