教育関係者向け「沖縄戦学ぶフィールドワーク」 県が参加者募集 7、8月に開催


教育関係者向け「沖縄戦学ぶフィールドワーク」 県が参加者募集 7、8月に開催 チビチリガマと「世代を結ぶ平和の像」=読谷村波平(2019年撮影)
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 沖縄県平和・地域外交推進課は7月24、25日と、8月22、23日に教育関係者を対象としたフィールドワークを那覇市、読谷村で開催する。県の沖縄平和啓発プロモーション事業の一環で、参加は無料。定員(25人程度)に達し次第、募集を終了する。

 沖縄戦体験者が減る中、次世代の平和教育の担い手を育成することなどが目的で、教材づくりや教職員同士のネットワークづくりなどを目指す。7月は沖縄戦と教育をテーマに、対馬丸記念館、那覇市歴史博物館、一中学徒隊資料展示室など那覇市内、8月はチビチリガマや「艦砲ぬ喰ぇー残さー」歌碑など読谷村内を巡る予定。

 同課の仲里仁志さんは「沖縄戦の実相を学ぶだけでなく、学校現場での平和学習や教材作成について共有する場としたい。多くの方に参加していただきたい」と参加を呼びかけている。

 申し込み・詳細は、https://umanchu-heiwa.com
 問い合わせは、電話050(3000)7492(実施運営・うなぁ沖縄)まで。