嶺井博希、正捕手の座に照準 リード磨き、打にも力 〈球春2020年県勢キャンプ・DeNA〉


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連係確認に汗を流す横浜の嶺井博希捕手=1日、アトムホームスタジアム宜野湾

 昨年9月に一時登録抹消されたが、翌10月にすぐに1軍に復帰した横浜DeNAの嶺井博希(沖縄尚学高―亜細亜大出)。プロ7年目のキャンプも1軍でスタートを切り、チームメートと時折笑みを浮かべ、投手との連係の確認などに汗を流している。

 捕手3人体制を敷く横浜で伊藤光、戸柱恭孝とともに守備の要となる。昨季の出場は64試合。自身最多だった2018年の91試合より減りはしたものの、伊藤の84試合に次ぐ。地元、沖縄で始まるキャンプで「がんがんアピールできれば」とコーチ陣への売り込みも忘れない。

 グアムや母校の亜細亜大で行った自主トレは「自分の体を一から見つめ直した」とシーズンを通して思い切りプレーできる体づくりに励んだ。

 打撃では、昨季は打率2割1分1厘と伸び悩んだ。キャンプ初日の打撃練習では、フェンス越えも連発したが「沖縄は風が強いからたまたまです」と謙遜。時折打撃コーチから助言を受けながらフォームやタイミングについて念入りに確認していた。

 「まだまだ若手のつもりです」。柔らかい言葉に誰にも負けられないとの強い思いが感じられた。開幕に向け、信頼厚い守備とリードを磨き、熾烈(しれつ)なスタメン争いを切り抜ける。
 (上江洲真梨子)