6分野 功績たたえる 琉球新報活動賞 4団体2氏に贈呈


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
第42回琉球新報活動賞を受賞した(前列左から)沖縄ニューカレドニア友好協会会長の仲村留美子氏、日本トランスオーシャン航空社長の青木紀将氏、放送大学沖縄学習センター客員准教授の藏根美智子氏、勝山シークヮーサー代表の安村弘充氏、(後列左から)国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦氏、岩波書店社長の岡本厚氏=5日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 社会の一線で活躍する気鋭の個人や団体をたたえる第42回(2019年度)琉球新報活動賞の贈呈式と祝賀会が5日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。「一隅を守り千里を照らす」を基本理念とし社会、地域振興、教育、産業、文化・芸術、出版文化の6部門で、4団体2個人を表彰。琉球新報社の玻名城泰山社長が表彰状や記念品を贈った。

 受賞団体・個人は沖縄ニューカレドニア友好協会(仲村留美子会長)=社会活動部門、日本トランスオーシャン航空(青木紀将社長)=地域振興活動部門、藏根美智子氏(放送大学沖縄学習センター客員准教授)=教育活動部門、有限会社勝山シークヮーサー(安村弘充代表取締役)=産業活動部門、嘉数道彦氏(国立劇場おきなわ芸術監督)=文化・芸術活動部門、岩波書店(岡本厚社長)=出版文化活動部門。

 玻名城社長は式辞で「大きな志を持ち、社会や地域、県民のため大変な尽力をされてきた。これまでの功績に心から敬意を表したい」と述べた。会場には関係者ら約300人が駆け付け、受賞を祝った。