社会

移民120年で友好都市締結 金武町とホノルル市 交流深化を誓う

友好都市協定を締結し、笑顔を見せる仲間一金武町長(前列中央)とホノルル市のカーク・コードウェル市長(前列左から5人目)=10日午前、米国ハワイ州ホノルル市庁舎(金武町提供)

 金武町(仲間一町長)と米ハワイ州ホノルル市(カーク・コードウェル市長)は11日(現地時間10日)、沖縄からの移民が金武町から初めてハワイに渡って120年を迎えたことを祝い、ホノルル市庁舎で友好都市協定を締結した。今後、両自治体は子どもたちの交流事業などを実施する。

 締結式で仲間町長は「互いの立場を尊重しながら文化、人材交流をより一層盛んにしたい。先輩たちが金武町から新たな未来を切り開いたように、われわれも今日のこの瞬間から全く新たな未来を切り開いていきたい」とあいさつした。コードウェル市長は「締結を機に、これまでの交流事業がさらにレベルアップすることを期待している」と歓迎した。

 沖縄県移民発祥の地とされる金武町は、1899年12月5日に移民の父といわれる町出身の當山久三が、金武町から第1回移民をハワイへ送り出した。

 締結記念レセプションでは、金武町から参加した雄飛太鼓のメンバーが力強く太鼓を打ち鳴らし、会場は拍手と指笛に沸いた。

 ハワイへの移住者やその子弟でつくる金武町人会の當山ジョウージ仁会長(38)は「友好都市締結は町人会にとっても大変意義深いことで心からうれしい。今後も金武町との絆をさらに深めて町とホノルル市の発展のため協力していきたい」と笑顔で話した。

 締結式に先立ち、仲間町長らは8日、ホノルル市のミリラニメモリアルパークにある當山久三の墓を訪問し、追悼した。【琉球新報電子版】



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス