【中部】第28回2020おきなわマラソン(主催・中部広域市町村圏事務組合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄陸上競技協会、県総合運動公園指定管理者トラステック・ミズノ共同企業体)が16日、沖縄市の県総合運動公園を発着点に開催された。特別協賛はイオンモール沖縄ライカム、第一生命保険、オリオンビール、沖縄銀行、日本トランスオーシャン航空、沖縄コカ・コーラボトリングの各社。競技マラソンの男子は園田隼(黒崎播磨)が2時間21分41秒で優勝。女子は金城かれん(中京学院大)が2時間50分39秒で制した。
10キロ一般男子は外間勇太が31分34秒で優勝。一般女子は長谷川瑠香が41分51秒で1位だった。高校10キロ男子は上原琉翔(北山)が32分26秒、女子は関口七夏海(北山)が38分24秒で頂点に立った。
ランナーは午前9時の号砲とともに一斉に走りだし、にわか雨が降る中部路を駆け抜けた。沿道から地域の人々やボランティアが声援を送り、ランナーを勇気づけた。開会式で、大会実行委員会会長の桑江朝千夫沖縄市長は「日頃の練習の成果を発揮してほしい」とランナーを激励した。
日本陸上競技連盟公認コースを走るマラソン部門(制限時間・午前9時~午後3時15分)に9932人、10キロ部門(同・午前9時40分~同11時)に2389人の計1万2321人が出走した。【琉球新報電子版】