「早く戦力に」直球で押す、投球を磨く 巨人・與那原大剛 〈球春2020年県勢キャンプ・巨人〉


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オープン戦で登板し、打者3人をピシャリと抑えた巨人の與那原大剛=16日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇(喜瀬守昭撮影)

 2018年6月に右肘の手術を受け、19年8月に巨人のファーム紅白戦で復帰登板を果たした與那原大剛(普天間高出)。手術後には、自己最速を2キロ更新し150キロの直球を操るなど成長が著しい。昨年11月に自由契約となったが、現在は育成選手として1軍キャンプで汗を流す。

 昨季は、2軍選手が出場するイースタン・リーグに2試合で中継ぎとして登板した。なかなか出場がかなわず苦いシーズンとなったが「試合でも全然投げられなかったので、キャンプでアピールして、早く戦力に加わりたい」と支配下登録へ向けて積極的な姿勢を見せる。

 キャンプは、紅白戦で実戦形式の登板を重ねた。「打者との対戦機会もたくさんもらえたのでオープン戦、支配下登録にもつながる」と、モチベーションだけでなく、右肘の調子にも手応えを感じている。手術前に比べると、感覚的には「まだまだだ」と肘の調子を見ながら一球、一球に力を込める。

 今は「直球でどんどん押していく」理想のピッチングを思い描く。一方で「場面に応じたピッチングができるような投手になる」と、チームの期待に応えるために制球力、投球に磨きをかける。
 (上江洲真梨子)