昨年8月から毎月11日に沖縄県那覇市の県庁前広場で行われているフラワーデモが、最終日となる3月8日、名護、うるま、糸満、那覇の4カ所で各地を移動しながら行われる。国連が定める国際女性デーの同日に合わせて開催する。那覇以外での開催は初めて。
主催する実行委員の上野さやかさんと宮城朋子さんは27日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、各会場への来場を呼び掛けた。
昨年3月に性的虐待やレイプ事件で無罪判決が相次いだことをきっかけに、東京で昨年4月に始まった。デモはその後全国に広がり、各地で毎月11日に行われている。3月を一区切りとし終了する。
上野さんは「最後はいろいろな地域でやりたいと思った。月に1度やってきて、思いを語り合うこのような場がこれまでなかったことに気付いた。心強く思って帰る人もいる」と語った。
8日の場所と時間は以下の通り。名護市役所(午前9時半~10時)▽うるま市地域交流センター(午後1時~1時半)▽糸満市・平和祈念公園内(午後4時~4時半)▽那覇市・県庁前県民広場(午後7時~8時)。
当日ツイッターやフェイスブック(フラワーデモインオキナワ)でも、集う場所を知らせる。