車いす、喜納翼が大会新で初V 東京マラソン 五輪代表へアピール


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喜納 翼

 東京マラソンは1日、東京都庁から東京駅前間のコースで車いすの部を行い、女子T34/53/54クラスの日本記録保持者、喜納翼(29)=うるま市出身、タイヤランド沖縄=が1時間40分0秒の大会新記録で初優勝した。これまでの1時間41分04秒を1分04秒更新した。喜納は昨年の同大会を途中棄権しており、リベンジを果たした。

 同大会は、東京パラリンピックのマラソンコースと一部重なるコースもあるが東京パラの前哨戦ともいえる。東京パラ代表入りを狙う喜納は、代表選考を兼ねるワールドカップ(4月26日、ロンドン)に向け好調ぶりをアピールした。