沖縄県那覇市首里当蔵町の首里城正殿など8棟が焼失した火災で、那覇市消防局は6日、会見を開き、「出火原因は特定できなかった」と発表した。目撃者や防犯カメラの情報から正殿北側を火元とみて焼け跡から痕跡を探したが、原因特定につながる有力な物証が見つからなかったとした。県警はこれまで放火などの事件性はないと判断している。那覇市消防局は3月末までに火災原因調査の報告書をまとめる方針。首里城火災の原因については、不明のまま調査が終了した。【琉球新報電子版】
首里城火災の出火原因は「不明」 有力な物証が見つからず 那覇市消防が調査終了
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問山栄恵