綱武士、わら確保で一安心 与那原大綱曳 金武町屋嘉の二期作からは初搬入


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金武町屋嘉区から、二期作目のわらを搬入する綱武士ら=2月19日、与那原町の「与那原大綱曳倉庫」(与那原町役場提供)

 【与那原】今年の与那原大綱曳に向けて2月19日、与那原町で初めて二期作目のわらを金武町屋嘉区から搬入した。大綱曳実行委員会や商工会、町職員ら50人以上の綱武士が集まり、約5トンのわらを倉庫に搬入した。綱武士らは「長さもあるし、いい綱ができそうだ」「この時期の稲がいいかもしれない」「これで心配しなくて済む」と喜んだ。

 与那原大綱曳では例年、良質なわらを入手できるかどうかが最大の心配事となっている。同町では2017年5月に「与那原大綱曳倉庫」が建設されたことによってわらの長期保管が可能となり、今回初めて二期作目のわらを搬入した。

 与那原大綱曳が行われる「与那原大綱曳まつり」は今年は8月15、16日を予定している。綱引きは16日。