りゅうちゃんランチサポート 広がる企業からの支援 11日までに物資3万5千個


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協賛企業から集まった支援物資を玉城常邦琉球新報社常務(左)から受け取る宜野湾市の西英理さん(中央)=11日、那覇市泉崎の琉球新報社

 琉球新報社とNexSeed沖縄校が実施する「りゅうちゃんランチサポート」で、協賛する企業からの支援の動きが広がっている。11日までに食料や飲料など約3万5千個の物資が寄せられた。同日には宜野湾市が市内11カ所の子どもの居場所に届けようと、4千個あまりの飲食物を琉球新報本社で受け取った。

 同事業は新型コロナウイルス感染拡大による小中高校の臨時休校を受け、企業から寄せられた飲食物を「子ども食堂」に提供するフードバンクの取り組み。

 11日に提供された食料はレトルトのカレーや米、カップ麺、飲料など。宜野湾市の担当者らがトラックに詰め込んで運び出した。市によると、市内の子どもの居場所に配送するほか、希望する子どもたちの自宅には支援員などが配達するとしている。

 同市生活福祉課生活支援係の西英理さんは「突然の休校で、まずは食事を確保することに焦点を当てて支援をしたいと思っていた。企業からたくさんの物資を頂けて大変助かる。感謝の一言しかない」と語った。

 寄せられた飲食物は土日祝日を除く4月3日までの午前10時~11時半、琉球新報本社、中部支社、北部支社で無償配布する。
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