那覇社協に食料200ケースを届け 支援求める家庭とのつながるきっかけに りゅうちゃんランチサポート


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企業から集まった食料をNexSeed沖縄校の富田杏理さん(右)から受け取る那覇市社会福祉協議会の城間えり子さん(中央)ら=13日、琉球新報社

 休校期間中の子どもたちに食事を届けようと、NexSeedと琉球新報が実施する「りゅうちゃんランチサポート」で13日、那覇市社会福祉協議会に食料など約200ケースが贈られた。市社協を通して市内の「子どもの居場所」や希望する家庭に食料を届ける。

 市社協の「子どもと地域をつなぐサポートセンター糸」で支援に取り組む城間えり子さんによると、ランチサポートで食料提供を始めたことをきっかけに、支援を求める家庭とのつながりもできたという。

 この日は新たに企業から食料提供があったほか、社員から募った食料を提供した社もあった。アサヒオリオン飲料は飲料「バヤリース」を提供。石原哲也社長は「沖縄の元気がぎっしり詰まったバヤリースオレンジを飲んでもらい、子どもたちが笑顔になってもらえればと思う」と語った。

 株式会社ナンポーは自社製品の紅芋を使った菓子を提供した。同社法人営業課の下地あゆみ課長は「お菓子の詰め合わせなので、子どもたちで選んで食べてほしい」と語った。同社は期間中に支援を継続して実施する考え。

 社員の半数以上が女性の「りゅうせきフロントライン」は社員から募った食料を提供した。同社の山城初美取締役は「社員は常日頃、学童などの施設にお世話になっているので、恩返ししたかった」と語った。

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