「気軽に家族で来て」 豊見城LCが子ども食堂


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子どもたちを支援するため「子ども食堂」を開いた豊見城ライオンズクラブの砂川国浩会長(右)ら=15日、那覇市の八汐荘

 豊見城ライオンズクラブ(砂川国浩会長)は15日、那覇市の八汐荘内の飲食店「百味飲食 Kafu-C Ryukyu(カフーシ・リュウキュウ)」で子ども食堂を開いた。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、行き場を失う子どもたちを元気づけようと企画した。今月中の毎週日曜は食材を募り、無料で食事を提供する。

 同日のメニューはコロッケ付きのカレー。牛肉やタマネギ、ニンジン、ジャガイモなどの具材を寄付で募ったほか、米は広島県の「どろんこさんらいす~そらまめファーム広島~」から30キロの提供を受けた。飲食店代表で同クラブ会員でもある原佳文さんが腕を振るったカレーに、訪れた家族連れらが舌鼓を打った。

 家族で訪れたうるま市立中原小1年の上里美帆さん(7)は「熱かったけれど、コロッケがおいしかった」と語った。砂川会長は「コロナウイルスの影響で子どもたちに制限がかけられた。気兼ねなく家族で来て、楽しめるようにと思って企画した」と語った。同会は子ども食堂を運営するため、食材などの協賛を募っている。問い合わせは(電話)090(7395)9274(砂川)。