完璧な手洗いとは… 協会認定マイスターが園児たちに伝授


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
正しい手洗い方法を実践する保育教諭=21日、那覇市の泊こども園

 新型コロナウイルス感染症や食中毒を予防するため、県食品衛生協会は21日、那覇市の泊こども園に、協会認定の「手洗いマイスター」を派遣し、正しい手洗い方法を指導した。同園の保育教諭や園児が参加し、衛生的な洗い方を学んだ。

 手洗いマイスターの比嘉惠さんが講師を務めた。親指の付け根や指のしわを念入りに洗うことなどを実践しながら伝授した。

 参加者はウイルスに見立てた専用ローションを手に塗ってから手洗いし、その後ブラックライトを手にかざして洗い残しを確認した。ライトに照らされた汚れを見た園児らは驚いた様子で何度も手のひらを確認していた。

 保育教諭の與那嶺幸穂さん(23)は「こんなに手洗いに時間を掛けたことはなかった。まずは自分が手洗いを完璧にして、子どもたちにも指導していきたい」と話した。