【ロサンゼルス】泡盛の魅力 世界へ発信 ジャパンハウスで試飲会


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泡盛を楽しむ招待者ら

 沖縄の泡盛をもっと世界の人に広く知ってほしいと、泡盛ディストリビューターの当銘由洋さんが中心となり、ロサンゼルスのジャパンハウス(海部優子館長)で7日、泡盛試飲会が開催された。午後の部と夜の部があり、午後の部には招待された約40人が参加した。那覇市の泡盛専門バー泡盛倉庫の比嘉康二店長が沖縄・琉球の歴史と重ねて泡盛の歴史を紹介。現地の米国人が英訳し、泡盛の魅力を広く伝えた。

 招待客の多くが泡盛のカクテルの豊かな味わいに驚き、楽しんでいた。ジャパンハウスの海部館長は「黒糖と泡盛が特に気に入った」と話し、相性の良さを強調した。

 外務省の奥谷拓海外務事務官が泡盛の輸出促進を目的としたイベントの推進に携わった。泡盛倉庫の比嘉店長は「プロジェクトを通して泡盛の奥深さ・良さをもっと広めたい」と手応えを語った。

 ジャパンハウスは「世界を豊かにする日本」をテーマに、日本の「正しい姿」「多様な魅力」「親日派、知日派の育成」を柱に運営している。ロンドン、サンパウロ、ロサンゼルスの3都市に設置されている。

(当銘貞夫通信員)