宜野湾11号を市街化区域に編入へ 沖縄県審議会が区分変更


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県都市計画審議会(上原良幸会長)は23日、那覇市で2019年度第2回の会合を開き、市道宜野湾11号地区の都市計画区域区分の変更など5件について同意した。市道宜野湾11号地区は17年7月末に返還された米軍普天間飛行場の東側に接する道路。返還後、整備が進められ市街化の要件が整ったため、隣接する既存の市街化区域と一体となった土地利用を目的に市街化を促進する「市街化区域」に編入する。4月中旬に都市計画変更し、告示する。

 南城都市計画道路の変更は、那覇空港自動車道と南部東道路が直接接続するため、南風原町を通過する区間を那覇広域都市計画道路の南部東道路として追加する。それに伴って南城都市計画道路の南部東道路の起点を南風原町字山川から南城市大里地内に変更する案が同意された。宮古広域公園を宮古都市計画公園に追加する案も同意された。