イオン琉球、レジ袋全面有料化


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
1日からレジ袋の全面有料化を始めたイオン琉球のイオン那覇店で買い物する男性客=1日、那覇市金城のイオン那覇店

 イオン琉球(佐方圭二社長)は1日から、県内のイオン、マックスバリュ、ザ・ビッグ、イオンドラッグの全51店舗でレジ袋を全面的に有料化した。3月まで衣料品などのレジ袋は無料で配布していたが、二酸化炭素排出を削減し環境保全のためにマイバッグの利用を促していく。

 政府が7月から全ての小売店にレジ袋有料化を義務付けるのに先行し、イオングループとして実施した。

 食品レジ袋は従来の3円から5円に値上げし、環境負荷の少ないバイオマス素材を配合した袋に順次切り替える。衣料小物などを入れるSSサイズの紙袋は無料で、それ以外は大きさにより2~10円で販売する。

 2008年から食品売り場でレジ袋を有料化していた。銘苅尚一郎社長室長は「マイバッグを普及して環境保全をする。次世代にきれいな環境を残すため、環境問題に積極的に取り組んでいきたい」と話した。