くらし

沖縄のコロナ情報、有志エンジニアらが専用サイト 見やすく早く 40時間で作り上げる

公開された「沖縄県COVID-19対策サイト」のトップページ(部分)

 「沖縄県COVID-19対策サイト」(https://okinawa.stopcovid19.jp/)と銘打ったウェブサイトが4月2日夜から公開されている。新型コロナウイルス感染症に関する沖縄県内の最新情報を分かりやすく伝えるため、県内のIT(情報技術)エンジニアら有志が協力して、約40時間で作り上げた。

 トップページには県内の感染者数や退院した人数など、最新の感染動向が表示されている。数字や文章だけでなく、デザインを組み合わせて視覚的に理解しやすくまとめられ、沖縄県の公式ホームページ(HP)と連携して利用者が必要な情報を見つけやすいように工夫されている。

 一般の市民が開発に携わる取り組みは、市民(シビック)が技術(テクノロジー)を活用して、社会や地域の課題解決を目指すことを示す造語「シビテック」と呼ばれる。東京都が3月4日に同様のサイトをリリースして話題になった。

 沖縄版の対策サイトは、沖縄市で創業や企業の支援などを実施する「Startup Lab Lagoon」(沖縄市)の豊里健一郎代表が、県内のエンジニア集団「Code for Okinawa(コード・フォー・おきなわ)」のプロジェクトとして立ち上げた。3月30日夜にSNSなどで、協力を呼び掛けていた。

 豊里さんは「今大事なことは、スピード感を持って感染症に立ち向かい、みんなで危機的な情報を乗り越えることだと感じていた。僕らにできることはないか?と思っていました」と呼び掛けの狙いを語る。

 開発やデザインなど、さまざまな得意分野を持つ人が集まり、主に27人のメンバーが中心になって作業を進めた。社会的な影響も考え、沖縄県の外郭団体・沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)の担当者と協議を重ね、正式な公開までつなげた。

 現状を分かりやすく伝え、県民や企業、県内を訪れる人が適切な対策が取れることを目的に公開された同サイト。今後も情報の整理や更新を続けていく予定だ。

 豊里さんは「今後も県と密接に連携を続け、いち早く正しい情報を公開できるように努める。まだまだ開発者の協力が必要で、引き続き協力者を募りたい」と話した。  協力者などの問い合わせはメール(codeforokinawa@gmail.com)またはGithub(https://github.com/Code-for-OKINAWA/covid19)まで。



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