JTAがさらに減便 那覇―中部国際など、8~12日で61便減


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 日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)は7日、政府の緊急事態宣言を受けて航空路線の追加減便を発表した。4月8~12日の期間中に対象7路線で1日当たり1~4便、5日間で計61便を減便する。宣言が出たことで外出の自粛が継続され、航空需要のさらなる低下を見込んだ。

 また、夜間に県外空港に駐機している飛行機を全て沖縄に集約する。その影響で羽田や関西、岡山など一部路線で運航ダイヤを変更する。これまで機内の消毒などは県外空港でのハンドリング委託会社に任せていたが、沖縄に航空機を集約することで自社での消毒を強化する。

 追加減便は那覇発着が中部国際で13便、福岡で14便、関西で11便の減便。石垣発着は羽田で9便、関西で5便、那覇で5便、宮古―那覇は4便減便する。

 国内路線の減便を始めた3月13日から4月28日までの減便数は計554便となった。