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「まさか自分が、と驚き」 コロナ感染の男性に電話取材 熱が上昇、依然続くせき

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 「まさか自分が、と驚きしかなかった」。8日に新型コロナウイルスに感染していることが分かった県内30代男性が11日、本紙の電話取材に応じ、時折せき込みながら発症の経緯や症状などについて語ってくれた。男性は仕事のため東京出張から戻った後に発症した。「東京でだと思うが、どこで感染したか心当たりはない」と未知のウイルスへの怖さに身を震わせた。

 仕事の関係で東京に出張したのは3月28日から30日だった。それから4日後の4月3日にせきが出始めた。それが最初の症状で、すぐに発熱もしたため外部との接触をやめた。

 その後熱も高くなり症状は治まらず、厚生労働省が受診の目安として出している「風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続く人」に当てはまると思い、6日に保健所に電話した。ただ保健所からのウイルス検査の誘導はなかったため、自ら最寄りの病院を受診した。

 すると診察した主治医は検査の必要性を判断。検体を採取し県衛生環境研究所による8日の検査で「陽性」が確認された。男性は「恐らく東京出張などの状況から判断したんだろう。保健所は通さず検査に回ったと思う」と振り返った。

 出張後、発症まで仕事を続けてしまったことは関係者を心配させることになった、として悔しさをにじませた。

 現在は感染症指定病院に入院。発熱は4日には下がったが、せきは依然続いている。「私はまだ軽症の方だと思う」と話し、事態が深刻化しないことを祈った。



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