新型コロナ、沖縄で初の死者 知事「重く受け止める。一層の努力が必要」


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 玉城デニー知事は16日正午、県庁で緊急の記者会見を開き、県内で初めて新型コロナウイルスの感染者が死亡したと発表した。15日、入院中に亡くなった。県は16日午後1時から県対策本部会議を開く。午後には詳細を発表する。

 玉城知事は「亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げる」と述べた上で「医療提供体制の一層の強化など、対策に全力で取り組んでいるさなかでのことであり、大変重く受け止めている。これ以上の感染拡大を食い止めるため、なお一層の努力が必要だ」と述べた。

 県内では2月14日に初の新型コロナウイルス感染者が確認された。4月15日までの県内感染者は成田空港の検疫で判明した1人を含む87人。

沖縄県内で新型コロナウイルス感染者が死亡したことを発表する玉城デニー知事=16日正午、県庁(代表撮影)