ポークたまごおにぎり本店(沖縄県那覇市、清川勝朗社長)は、新たに宅配サービスを始めた。注文サイトから商品と希望の配達時間を選ぶことができる。店舗で販売するメニューのほかファミリーボックスを追加し、牧志市場店を起点に自転車や自動車で配達する。
新型コロナウイルスの影響を受けた売り上げ減少の対策として宅配サービスを導入。衛生面に配慮し、配達員はマスクとゴム手袋を着用し、アルコール消毒液を持参している。
これまで利用者は観光客が中心だったが、宅配サービスで久茂地周辺企業のビジネスマンや一般家庭への浸透を狙う。
今後は総菜とスープをセットにした1人用のランチセットや、子ども向けにポークに顔を描いた商品も開発中だ。
清川社長は「休日に営業する会社などにも販売していきたい。ウイルスが終息した時に向けて、少しずつ動かないといけない」と話した。