「決して忘れない」米軍属の女性暴行殺人から4年 被害者悼み献花


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被害女性が遺棄された付近で手を合わせる人=28日午前11時半ごろ、恩納村安富祖

 【恩納】2016年に本島中部の女性会社員が元米海兵隊員の軍属の男に殺害された事件から28日で4年を迎えた。恩納村安富祖の女性が遺棄された現場には28日午前、訪れた人々が花を手向け、祈りを捧げた。

 恩納村から訪れた建設業の50代男性は現場を訪れ、静かに手を合わせた。男性は「彼女のことを忘れてはいけないと訪れた。決して忘れはしない」と被害者の女性に思いをはせていた。名護市から夫婦で訪れた小松智さん(66)は「このような事件が二度と起きてはいけない」と願った。【琉球新報電子版】