「琉球帆布」から布マスク 沖縄の風が販売開始


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バッグの素材・帆布を使ったオリジナルマスクをPRする金城みゆき店長=25日、那覇市牧志の雑貨ショップ店「沖縄の風」

 オリジナルバッグ「琉球帆布」を展開する沖縄の風(那覇市、上原哲郎代表)が、バッグの素材を生かした布マスクの製造、販売を始めた。

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、顧客からマスクを求める声が寄せられた。バッグの素材として使っていた帆布を使って布マスクが作れないかと考えたのがきっかけだ。同社の上原代表は「帆布は厚くて丈夫なので、洗って何度でも使うことができる」とPRする。帆布マスクは好評で1日に100件以上の注文があるという。

 帆布マスクは大小2サイズで、琉球藍染めの無地やイラストレーターpokke104さん、紅型作家の新垣優香さんのデザインなどがある。宮城守男さんの紅型デザインも採用する予定だ。値段は1650~2200円。