斎藤 学 
【東京】衛藤晟一沖縄担当相は１日午前の閣議後会見で、２日から始まる連休中に、県外から旅行などで沖縄を訪れることについて「（新型コロナウイルスの）感染者を大きく増やす可能性がある」と懸念を示した。往来を「ぜひ自粛していただきたい」と国民に呼び掛けた。
衛藤氏は沖縄の感染者が１日までに１４０人を超えていることに言及。沖縄での感染者が少なかった３月後半に、都市部から沖縄へ人の動きが生じた結果、４月に入って県内での感染者が「増えだした」との認識を示した。連休中に再び大きな人の移動が生じることで感染者が急増することを懸念した。「特に県を越えての外出自粛は強く要請したい」と強調した。【琉球新報電子版】
