36市町村が小中学校の休校延長 新たに8自治体


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 新型コロナウイルス感染症対策で県内8市町村は1日、公立小中学校の臨時休校延長を決めた。4月30日までに決めた28市町村を含め、臨時休校を延長するのは計36市町村になった。北大東村は休校を延長せず、7日に再開することを決めた。

 1日に休校延長を決めたのは、石垣市、浦添市、東村、金武町、西原町、与那原町、粟国村、竹富町。

 石垣市と竹富町は10日まで、東村は17日まで、金武町、西原町、粟国村は20日まで休校することを決めた。与那原町は県立学校と同様に、7日から2週間程度休校する。浦添市は最短で18日に再開する予定だが、県内の感染状況によってはさらに延長することもある。

 休校延長に伴い、未実施の始業式や入学式も軒並み延期された。

 文部科学省は分散登校日について小6、中3、小1を優先する方針を各自治体に示しているが、県教育委員会は「学校によって規模が違うので、方法を全県で統一するのはできないのではないか。それぞれの学校が工夫して実施することになると思う」と説明した。