沖縄気象台は2日午後2時47分、沖縄県の那覇市、南城市、西原町、渡嘉敷村、八重瀬町を対象に「土砂災害警戒情報」を発表した。大雨が降り続いて土砂災害の危険度が高まっており、避難が必要となる危険な状況になっている。渡嘉敷村は午後2時40分までに、5月の観測史上最大となる170・5ミリの雨を観測した。
2日の沖縄地方は前線の影響を受け、所により非常に強い雨が降っている。午後2時半現在、那覇市や糸満市、豊見城市などで大雨警報や洪水警報が発令されている。
気象台は、早めの避難を心掛け、市町村が発表する避難勧告などの情報に注意をするよう呼び掛けている。本島中南部では2日の夕方から夜遅くまで土砂災害に、2日夕方までは低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要となっている。【琉球新報電子版】