泡盛だけじゃない アルコール80%「イエラム」消毒用に村へ寄贈


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【伊江】伊江島物産センター(新城良和社長)は4月28日、伊江村役場に島袋秀幸村長を訪ね、新型コロナウイルスの感染予防として、手指消毒に代替できる高度数アルコール「イエラムサンタマリア80(エイティ)」20リットル入り8ケースを寄贈した。伊江島蒸留所のイエラム製造工程の中で、アルコール度数80%の消毒用エタノールの代替品として特別に加工した。

 新城社長は「村全体で感染拡大防止策に取り組んでおり、必要に応じて製造し協力したい」と話した。

 島袋村長は「島の玄関口の伊江港や本部港で消毒液の需要があり優先的に活用し、診療所などで使用したい」とお礼した。

 消毒液は一般販売せず、村内の公共施設や福祉団体など必要な場所で活用される。
 (金城幸人通信員)