県民の17年度所得234万 5年連続で増加


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 県統計課が4月30日に公表した2017年度の県民経済計算の概要によると、1人当たり県民所得は前年度比1・5%増(7万6千円)の234万9千円で、5年連続の増加となった。ただ、1人当たりの国民所得を100とした場合の水準は74・2で、前年度から0・7ポイント低下している。全国とは81万5千円の差がある。

 県内総生産は名目で4兆4141億円、物価の価格変動を除く実質で4兆2664億円。成長率は名目で1・6%、実質で1・5%のどちらもプラス成長だった。統計課は「入域観光客数の増加を背景とした宿泊施設や大型商業施設の建設工事によって、建設業が堅調に推移した」と分析している。