神のバトン賞募集を延期 未来の詩人登竜門 コロナで対応


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 琉球新報社は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沖縄県内の小中高校が休校となっている状況を受け、県内小中高校生を対象に例年4月末から5月末に募集していた「神のバトン賞」の第18回の応募開始を延期する。コロナウイルスの感染の状況によってはさらに予定を変更する可能性もある。

 第18回からの新たな選考委員に、詩人の佐藤モニカさんが就任した。詩人のトーマ・ヒロコさんと佐藤氏の2人で選考する。

 応募は未発表作品に限り、テーマは自由で1人1作品。詩は400字詰め原稿用紙2枚以内でまとめる。

 応募希望者は作品とは別の用紙にタイトル、氏名、年齢、学校、学年、住所、電話番号を明記し、作品と一緒に郵送する。郵送先は〒900―8525那覇市泉崎1の10の3琉球新報社編集局文化部「神のバトン賞」係。入賞者には賞状と図書カードを贈る。

 「神のバトン賞」は、県出身の詩人・山之口貘(1903―63年)の生誕100年を記念し、未来の詩人誕生への期待を込めて2003年に創設した。

 問い合わせは琉球新報社編集局文化部(電話)098(865)5162。