「ゴーヤーの日」の5月8日、那覇市壺川のJA会館でセレモニーが開かれた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、恒例の即売会などのイベントをやめ、規模を縮小した。
主催した県農林水産物販売促進協議会の普天間朝重会長(JAおきなわ理事長)は、新型コロナの影響で県内の農家が価格の下落などに苦しんでいると指摘し、「地産地消で、沖縄の農業を支えて」とゴーヤーのいっそうの消費を呼びかけた。
現在、ゴーヤーの出荷は宮古島が中心。今後は本島中南部、久米島など各地で収穫が始まり、6月にピークを迎える。
同協議会は1997年に5月8日を「ゴーヤーの日」として宣言した。8月5日の「裏ゴーヤーの日」まで県内外へPRする。【琉球新報電子版】