参加型カチャーシー動画の投稿開始 琉球風車「コロナ禍で元気を」


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「#おうちでカチャーシー」プロジェクトに参加している人たちの動画(琉球風車提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、多くの人に元気を届けようと、学生や社会人らでつくるエイサー団体「琉球風車(かじまやー)」は、唐船ドーイの曲に乗せてカチャーシーを踊る動画をSNSに投稿するプロジェクトを始めた。

 「#おうちでカチャーシー」のハッシュタグを付け、撮影した動画を投稿し、参加できる。

 同プロジェクトは「琉球風車」と「桜風エイサー琉球風車」のメンバーを中心に4月からスタート。

 8日時点で約146人が参加し、41本の動画が集まった。目標の参加人数は千人。

 プロジェクトの発案者で「琉球風車」社会人代表の小野間昌和さん(33)は「カチャーシーと笑顔でコロナ禍に元気の花を咲かせたい」と多くの参加を呼び掛けた。

 これまで東京や神奈川、台湾、オーストラリアなど国内外に住む人が参加している。

 「桜風エイサー琉球風車」会長の佐々川桃子さん(20)は自粛期間で人と会うことが難しい中「このプロジェクトで心をつなげたい」と話した。
 これまでの動画は琉球風車のツイッターやインスタグラムに掲載している。YouTubeでも「#おうちでカチャーシー」で公開中。