石垣、竹富で1カ月遅れの入学式 来賓招待せず、式次第も短縮


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緊張した面持ちで花道を歩く新入生ら=11日午後、石垣市の伊原間中学校

 【石垣】新型コロナウイルスの感染予防のため延期されていた入学式が11日、石垣市と竹富町の公立学校で行われた。およそ1カ月遅れの開催で、規模も縮小されたものの、新たな学校生活の始まりに新入学生は目を輝かせた。

 石垣島北部の市立伊原間中学校(仲吉永克校長)での入学式では、新入生10人が在校生らに拍子で迎えられて花道を歩いた。新入生らは緊張した面持ちでそれぞれ抱負を述べて、中学校生活のスタートを切った。

 新型コロナの感染拡大防止のため来賓は招待せず、式次第も短縮した。校歌斉唱も飛沫感染防止のため、「心の中で歌ってください」と呼び掛けた。

 両自治体では11日に始業式も開かれた。石垣市では12日に入学式が開かれる学校もある。県立学校や多くの市町村の公立校は、21日に学校を再開する予定。【琉球新報電子版】