県選挙管理委員会は13日午前、6月7日投開票の県議選用投票用紙の配布作業を始めた。石垣市や宮古島市を含む離島地域の投票用紙は12日夕に発送作業を終えた。西原町の丸正印刷の倉庫前ではこの日、県選管が近隣の7市町村の担当者へ直接配布した。ほかの34市町村には15日ごろまでに到着する予定。
印刷された投票用紙は41市町村分の117万9200枚。直接配布の7市町村の投票用紙を入れた段ボールを引き渡した県選管の奥平寛也主任は「投票用紙の管理や保管を徹底してほしい」と呼び掛けた。
県選管は、この日午前9時半ごろから受付を開始。例年、配布時に混雑などは発生しないため、消毒やゴム手袋の着用など新型コロナウイルス感染症の予防措置は取られなかった。【琉球新報電子版】