キングス岸本が難病に 入院治療、快方へ向かう


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 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは13日、ポイントガードの岸本隆一(29)が指定難病の潰瘍性大腸炎にかかり、入院治療を受けたと発表した。現在は快方に向かっているという。

 3月に下血や貧血、頭痛などがあって異変を感じ、4月上旬に診断を受けて入院。副作用が少ない薬物治療で症状が治まり、10日間ほどで退院した。日増しに回復し、5月上旬からは軽い運動を始めている。

 岸本は「診断を聞いた時は動揺したが、素晴らしい治療や家族の支えもあっていつも通りの生活を送れている。プレーで今までより多くの人に夢や希望、生きていく上での活力を与える存在になっていけたらと思っている。体調を整え、みなさまと会える日を楽しみにしている」となどとするコメントを出した。

 昨季で所属8年目で、18-19シーズンまで主将を務めた。2月8日の公式戦でのけがで離脱していた。