公共交通の利用を促そうと、バスや沖縄都市モノレールの労働者でつくる私鉄沖縄(喜屋武悟委員長)は14日、那覇市泉崎の那覇バスターミナルに停車中の路線バスに利用促進を呼び掛ける携帯用の除菌ウエットティッシュを設置した。
公共交通利用促進キャンペーンの一環。例年は県民広場などで組合員らが携帯用ティッシュを配布していたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、乗客が自ら取れるようにした。私鉄沖縄と県バス協会に加盟する県内6社のバスに4500個を配布する。喜屋武委員長は「ウエットティッシュを利用して安心してバスに乗ってほしい」と語った。