台風1号の暴風域なくなる 沖縄地方は17日にかけ強雨に注意を


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気象庁が発表した16日午後6時現在の台風1号の予想進路図

 台風1号は16日午後6時現在、台湾とフィリピンの間のバシー海峡にあって、1時間におよそ20キロの速さで北向きに進んでいる。暴風域はなくなったが、17日午後6時には沖縄の南に移動する見込み。今後は勢力を維持しながら北上し、18日午後3時に沖縄の南で熱帯低気圧に変わって沖縄地方に接近すると予想されている。

 沖縄本島地方と先島諸島では台風周辺の湿った空気の影響で、17日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意が必要となっている。沖縄気象台によると、先島諸島では17日夜から高波にも注意を呼び掛けている。

 16日午後6時現在、台風1号の中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から半径110キロ以内で風速15メートル以上の強い風が吹いている。【琉球新報電子版】