南城、八重瀬で大雨警報 南城市で55ミリ 18日の沖縄地方


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激しい雨が降る中、横断歩道を急ぎ足で渡る人たち=18日午前7時30分ごろ、那覇市泉崎(大城直也撮影)

 沖縄地方は18日午前、熱帯低気圧や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になっている。沖縄本島地方では、昼すぎにかけて所により非常に激しい雨が降る見込み。18日午前10時までの1時間雨量は、ピーク時で南城市糸数で55・5ミリ、宮古島市鏡原で44・5ミリ、東村東で30・5ミリなどを記録した。南城市、八重瀬町で大雨警報が発令されており、各地で大雨・雷などの注意報が発表されている。

 沖縄本島地方は、18日は昼ごろから夕方にかけて強い雨を降らす雨雲がかかり、多いところで1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。沖縄気象台よると、低い土地の浸水に警戒し、土砂災害や河川の増水に注意が必要となり、夕方にかけて陸上、海上とも強風に注意するよう呼び掛けている。宮古島地方では早朝から激しい雨が記録され、18日昼前には低い土地の浸水にも注意が必要になっている。

 沖縄地方では19日にかけて、発達した積乱雲の下での落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に十分に注意するよう呼び掛けている。19日にも梅雨前線の影響で曇りや雨の天気となり、本島地方と大東島地方では雷を伴う所がある見込み。【琉球新報電子版】