医療機関に無償で弁当配布 ウエストマリン社員ら「料理で笑顔に」連日100~130食


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(左から)琉球大学病院大嶺千代美看護部長、本永久美子副看護部長、ウエストマリン新城秀作営業推進課長、星隼人営業課長=13日、西原町の琉球大学病院

 【西原】那覇港でレストランシップ「モビーディック号」を運営しているウエストマリンの社員が中心となり、中南部7病院の医療従事者へ弁当を無償提供する「ゆいまーる Smile Food Project(スマイル・フード・プロジェクト)」を7日から行っている。

 来月6日まで予定している同プロジェクトには15社が協賛・協力している。応援事務局を担当しているウエストマリンの新城秀作営業推進課長は「料理には人を笑顔にする力があると信じ、全力で闘っている医療機関の皆さまへ感謝の気持ちと、心安らぐひとときが過ごせるよう活力になれればと思い毎日届けています」と述べた。

 毎日100~130食を医療機関に宅配していて、13日は琉球大学病院へ60食、南部医療センターへ30食を届けた。

 琉球大学病院の大嶺千代美看護部長は「不安な気持ちで家にも帰れないスタッフのためにもありがたい。勇気が出ます」と謝意を述べた。(喜納高宏通信員)