コロナ、DV困り事電話相談、来月19日まで延長 沖縄弁護士会


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 沖縄弁護士会(村上尚子会長)は21日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で困りごとを抱えた人向けの電話相談を延長すると発表した。来月19日まで相談を受け付ける。日本弁護士連合会と全国の弁護士会が連携。インターネットの申し込みフォームや電話で相談を受け付け、相談者の居住地域近くの弁護士が電話をかけ直し対応する。

 村上会長は21日午前、那覇市松尾の弁護士会館で会見し、これまでに39件の相談があり「コロナの影響で解雇された」など経済的な困窮を訴える相談が目立ったと明かした。

 沖縄弁護士会では、外出自粛の長期化などにより、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害が深刻化していることからDV被害の電話相談も来月29日まで受け付ける。村上会長は学校が再開したことに触れ「DVや虐待などこれまで明らかにならなかった問題が出てくることも予想される。一人で悩まず気軽に相談してほしい」と呼び掛けた。弁護士の電話相談は平日午前11時~午後3時、(電話)0570(073)567。沖縄弁護士会によるDV相談は月、木曜日の午前9時30分~同11時20分、(電話)080(7986)3595。