あふれるタコス愛、こだわりソースに込めて 嘉手納町・ルークタコス<おきなわエール飯 テイクアウトでGO>


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ひき肉たっぷりの「タコス」(左)と、白身魚を使った「フィッシュタコス」

 嘉手納町の社交街・新町通りの一角に昨年4月にオープンした「ルークタコス」。「早口で『琉球』と繰り返したら『ルーク』に聞こえるんですよ。それが店名の由来かな」。そう言って笑うのは、店主の村吉勇也さん。地元沖縄への愛を込めて命名した。

 幼い頃からタコスが大好きだった。20歳でアパレルの仕事に就き、しばらく県外で生活した。27歳で沖縄に戻り、改めてタコスのとりこになった。「沖縄のソウルフードをもっとみんなにも食べてほしい」。一念発起し、専門店を開業した。

「この時期こそ近所の個人経営のお店を使ってほしい!」と話す村吉勇也さん=20日、嘉手納町

 現在はテークアウトのみ販売中。人気メニューは豚と牛の合いびき肉をたっぷり使った「タコス」(3個で750円)や、ソテーした白身魚をコーントルティーヤでいただく「フィッシュタコス」(3個で1100円)など。サルサソースにもこだわっており、県産のドラゴンフルーツと島トウガラシを使った色鮮やかな「ドラゴンフルーツサルサ」や、「パクチーサルサ」はここでしか味わえないオリジナルだ。

 嘉手納町嘉手納445の12。午前11時半~午後8時の営業。日曜定休。(電話)098(989)0996。