金秀G、4期ぶり増収増益 スーパー効率化や農連市場の工事完成で


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 金秀グループ(呉屋守将会長)は25日、2020年3月連結決算を発表した。建設関連事業で大型工事が完成したことや、フランチャイズ加盟するセブン―イレブンの出店で売上高は前期比1・5%増の1042億3100万円となった。スーパー部門で人員配置や作業改善の効率化を図ったことや、建設関連で原価管理を徹底したことにより、経常利益は同21%増の25億5800万円、純利益は同7・2%増の13億7100万円となった。増収増益は4期ぶり。

 グループ企業別では金秀商事は売上高が前期比2・8%減の622億9200万円、経常利益が同33%増の7億5600万円だった。主力のスーパー部門で店舗の閉店、消費増税が影響したことや、リゾート事業で年度後半に新型コロナウイルスの流行拡大で業況が悪化し、減収となった。一方、生鮮食品の強化やセミセルフレジの全店導入などの取り組みで効率が上がり、増益となった。

 金秀建設は売上高が同28・5%増の142億2100万円、経常利益が同2・94倍の4億5300万円だった。農連市場再開発を含む民間の大型工事が完成したことや、大規模ホテルの全面改修工事の受注、工程管理や品質管理の徹底で増収増益となった。

 金秀鋼材は売上高が同2・5%減の144億9700万円、経常利益が同61・8%増の5億1500万円だった。

 新型コロナウイルスの影響が出ているリゾート事業に関して金秀本社の新垣秀彦社長は「今後、県民の利用促進に対する支援策などが出てくると思う。それらを見ながら今後の方向性を検討していく」と述べた。