沖縄県議選が告示 63人が立候補


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県議選の当選に向けて「ガンバロー三唱」をする支持者ら=29日午前9時すぎ、本島南部

 任期満了に伴う第13回県議会議員選挙が29日、告示された。県選挙管理委員会によると、午前10時現在、13の選挙区(定数48)で63人が立候補を届け出た。琉球新報社の調べでは、64人が立候補を予定している。立候補の受付は午後5時まで。うるま市、浦添市、名護市、石垣市の4選挙区は無投票になる可能性がある。投票日は一部地域を除き6月7日で、即日開票される。30日から県内57カ所で期日前投票が始まる。

 午前10時現在の立候補者の内訳は与党系34人。野党系23人、中立系6人となっている。県議選は、玉城デニー知事を支える与党が多数を握る議会構成がどのように変化するかが最大の焦点で、玉城知事の県政運営にも直結する。

 届け出を終えた候補者の多くは選挙事務所前などで出発式や出陣式を開き、支持者を前に第一声を上げた。候補者の多くが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、規模を最小限にとどめたほか、マスクを着用し、アルコール消毒を徹底するなどコロナ禍の中、9日間の選挙戦が火ぶたを切った。

 県選管によると、28日現在の選挙人名簿登録者数は116万8778人となっている。

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