沖縄県議選に64人立候補 12人が無投票当選


この記事を書いた人 Avatar photo 斎藤 学
県議選の当選に向けて「ガンバロー三唱」をする支持者ら=29日午前9時45分ごろ、本島南部

 任期満了に伴う第13回沖縄県議会議員選挙は29日告示され、定数48に対し、64人が立候補を届け出た。午後5時に立候補の受け付けが締め切られ、うるま市(定数4)、浦添市(定数4)、名護市(定数2)、石垣市(定数2)の4選挙区で、12人の無投票当選が決まった。名護は2016年の前回選に続き無投票となった。無投票となった4選挙区以外は30日から期日前投票が始まる。

 投票日は6日に実施される竹富町を除き7日で、即日開票される。立候補者の内訳は与党系35人、野党系23人、中立系6人となっている。玉城デニー知事を支える県政与党が多数を維持できるか、野党自民や中立の公明、保守系無所属勢力が議席を増やし、過半数を獲得できるかが最大の焦点。県議選は玉城知事の県政運営に直結するほか、2年後の県知事選にも大きな影響を与える。【琉球新報電子版】

沖縄県議選2020 特集ページはこちら