コロナ対策など争点に糸満市長選告示 現職と新人の3氏が届け出


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(左)出陣式で支持を訴える上原昭氏=31日午前8時50分ごろ、糸満市西川町の選挙事務所前 (中央)出陣式で支持を訴える當銘真栄氏=31日午前9時ごろ、糸満市北波平の北波平武富公園 (右)仲間堅二氏

 【糸満】任期満了に伴う糸満市長選挙が31日告示され、午前10時現在までに、届け出順に現職の上原昭氏(70)=無所属、自民、公明推薦、新人で前市議の當銘真栄氏(54)=無所属、同じく新人の仲間堅二氏=無所属=の3氏が立候補を届け出ている。新型コロナウイルス感染症対策、真栄里地区の整備構想、子育て支援策などが争点となる。投開票日は県議選と同じ6月7日。同日告示された市議補選と合わせて、6月1日から市役所1階で期日前投票が始まる。

 上原氏は西川町の選挙事務所前で出陣式を開き、「50年先も輝く糸満をつくる。この4年間が勝負。花咲かせるよう頑張る」と訴えた。當銘氏は北波平武富公園で出陣式を開き、「この4年間で糸満市の財政は危機的だ。いま立ち上がって変えていこう」と力説した。仲間氏は喜屋武郵便局前の広場で出陣式を開いた。「都市計画の見直しに取り組む。防災都市糸満をつくるため勝利を目指す」と意気込みを語った。

 30日現在の選挙人名簿登録者数は4万8197人(男2万4161人、女2万4036人)。