【名護】沖縄県名護市は「芸術文化活動応援事業」として1日から8月31日まで、市民会館の大ホール(ロビー、楽屋、リハーサル室を含む)の使用料を無料化する。新型コロナウイルスの影響で発表や稽古の場を失った芸術文化関係者を支援することが目的。渡具知武豊市長は「思うように活動できずにいる人々をできる限り支援したい」と話した。
対象は市内に稽古場所や活動拠点を置く
▽市文化協会員
▽舞踊、古典音楽や民謡研究所
▽音楽教室
▽ダンス教室や武道場
▽小中高校所属の文化団体
▽美術系の団体・個人―など。発表や練習の場、動画配信用の撮影の場として使用できる。
舞台公演などは原則として入場料を徴収しないこととする。また、県の方針に基づいた感染予防ガイドラインで換気や手指消毒、“密”の回避を求める。座席配置は約2メートル間隔とし、1054席ある大ホールは140人で満員とする。
申し込みや問い合わせは(電話)0980(53)5427市文化スポーツ振興課。