県外からの渡航自粛、宮古島市が要請を解除 6都道県は除く


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 【宮古島】沖縄県宮古島市の下地敏彦市長は1日、市役所で会見し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため求めていた県外からの渡航自粛を一部地域を除いて解除すると発表した。緊急事態宣言が解除されて間もない東京都や感染者が増加傾向にある福岡県など6都道県について18日まで自粛を求め、19日以降に解除するとした。

 18日まで自粛要請を継続するのは北海道と埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、福岡県の6都道県。

 県内の旅行は1日から受け入れを始める。県外からの観光については、今後、県が策定する「観光客受け入れアクションプラン」に沿って19日以降から徐々に促進する。

 下地市長は「渡航自粛要請を一部緩和するが、医療体制がぜい弱な離島ということを考慮し、不要不急の渡航はできるだけ控えるよう配慮してほしい」と訴えた。