【宜野湾】垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて宜野湾市の米軍普天間飛行場へ着陸した。県と市の騒音測定によると、同日午後10時31分、飛行場北側にある野嵩一区公民館で最大87・7デシベルの騒音が発生した。市には市民から「うるさくて眠れない」などの苦情が8件寄せられた。
80デシベルはパチンコ店内に相当するとされる。オスプレイは午後10時30分すぎに3機、午後11時前に2機が相次いで着陸した。飛行場北側にある普天間中学校では午後10時52分に85・7デシベルを記録した。
市の基地被害110番には「遅くまで飛ばさないでほしい」「午後10時以降の飛行を止めるようにお願いしたい」との声があった。